現役部員の活動の予定をお伝えしているブログから、新入生に向けて数本をピックアップしました! この他にも日常ブログや部員紹介など、たくさんの記事を用意しています。興味のある方は是非こちらからご覧ください!
~日本一の努力とは~ 2021年12月15日 三屋 莉歌 令和三年卒部生 (当時四回生) 法学部 経験者
こんにちは。 いつもありがとうございます。関西大学体育会弓道部女子副将の三屋です。 この度、伊勢神宮奉納の全日本学生弓道女子王座決定戦、女子東西学生弓道選抜対抗試合についてのブログを書かせていただきます! 少し長く重いのですが(汗)最後まで読んでくださると嬉しいです。 女子王座決定戦の結果はベスト4。王座を終え、1週間たった今でもこの結果を受け入れることができていませんし、ブログを書いて思い起こしている今もとても苦しいです。関大の道場に帰ってきてすぐのときは、同期の井田へ「おはよ~」と声を発しただけで涙が溢れそうでした。(道場なので我慢です!) こんなに辛いのは、私の学生弓道最大の目的である「大好きな仲間と笑顔で優勝トロフィーを掲げる」「私を支えてくださったすべての人へ日本一という贈り物をする」の2つを達成することが出来なかった自分が情けないから、このチームなら優勝できるという自信があったからだと思います。 お世辞抜きに心から良いチームになれていましたし、全員が通用するレベルまで射を直して技術を磨いてきました。それでも、優勝できなかったのは私の技術がたりなかったからだと思います。心技体の中で、全国に通用するレベルにまでいくと最後にモノを言うのは「技術」と「決して揺るがない自分自身への信頼」なんだと思い知りました。 日本一の練習とは、と王座を終えてから毎日考えていました。ある日、授業でモスクワ五輪のボイコット事件・悲劇の選手といわれる競輪選手の長義和さんの話を聞いた時、ようやっと気持ちの折り合いをつけることが出来ました。 長義和氏は人生のすべてをモスクワ五輪にかけ、研鑽を重ねてきたにも関わらず国として五輪をボイコットされ、出場の夢は叶わず…という人です。(今はパン屋さんらしい)しかし、長義和氏は「五輪に出場できなかったけど、人生かけて限界まで追い込んできたから悔いはない」と言ったのです。(*気になる方は調べてみてください) 王座を迎えるまで先輩のお言葉「日本一の練習をする」を軸に頑張ってきましたが、この講義を聞いてやっと「誰が何をしてても比べずに、自分が誇れる、胸を張れるトレーニング・練習をする」ことが結果的に、日本一の練習に繋がっているし、自分の掲げる目的を達成できるんだ、という具体的な考えに至りました。 私に次はないですが、後輩たちが伊勢の地で笑顔でトロフィーを掲げられるように、努力を惜しまず、やり切った先の新しい自分に出会ってほしいなと思います。 そろそろ東西の明るい話をさせてもらいます…!! ついに憧れていた東西対抗戦に出場させていただきました!!! 実は、一回生のころから東西対抗戦に憧れていました。 YouTubeで男子の都学十傑のかっこいい動画を死ぬほど見続けていた私がそこに立てる、一年生のときは寒さに震えながら憧れの眼差しで見ていた東西対抗戦に立てる、こんなに喜ばしいことはないです。全国有数の選手が集まり、東西対抗という名の宴〜誇りをかけた戦い〜 だと勝手に思っており、ついにその宴の一員に!! 人生で一番楽しい弓道の試合でした。リーグ戦を全力でやりきり十傑に滑り込めて本当によかったと心から思いました。他学の可愛い女の子たちと引くのはとても新鮮で、「東西やってるんだ!!」「東軍のあの学校の人と私は対等なんだぁ、ぐふふ!!」という高揚感のまま20射引ききらせてもらいました。 しかし、相変わらずの抜き方をしてしまいましたし、流れに乗せてもらって皆中させてもらいました。「三屋だなぁ」という結果でしたがそれも含めて楽しかったです! ここまで長文を読んでくださりありがとうございました。 来年度は男女で伊勢に行くと思うので、今から楽しみにしています。
~王座への通過点~ 2021年09月17日 國米 雄太 新三回生(当時二回生) 社会学部 経験者
こんにちは、國米です。 今回は、メンバー練習にて20射皆中を達成することができたのでそれについて書かせていただきます。 リーグ形式の練習が始まってから、「この期間は皆中をするチャンスじゃん!」と考えてはいました。 しかし、それができる実力はないと自分でもわかっていたため、自分にとって遠い目標でした。 しかし、この期間に達成できた理由は、監督、コーチ、先輩方のご指導によるもので、とても感謝しています。 さて、皆中をした時の心境ですが、当時私は20射皆中について、3立ち目が終わるまでは頭の片隅にもなく、自分のできることを精一杯やり切ることしか考えていませんでした。 こう考えているのは普段からなので普段通りの心持ちですね。4立ち目からはちらちらと意図なく意識し始めてしまったのを覚えています。 しかし、その雑念から的中が落ちてしまうとチームにも迷惑をかけてしまうため、出来るだけ頭から取り払い、今できることをやり切るということしか意識していなかったです。 5立ち目は体が震えるような感覚があり、全身に力が入ってるような感じがしたので深い呼吸をし、リラックスをして臨みました。最後の一本は粘って粘って早とちりせず、いつも通りの射型で的の真ん中に中てることができました。 恥ずかしながら、本座に戻る時、心の中ではガッツポーズをしていました。感極まりそうになりながら後ろの先輩方の射を見届けたのを鮮明に覚えています。 しかし、試合はこれからです。この結果は通過点であり、ゴールではないと考えています。リーグ戦では自信をつける一つの経験程度に考え、どこのポジションでもとにかく同じ射を20回やり切る。ということを徹底していきたいと思います。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!応援よろしくお願いします!
~大きな成長~ 2021年12月04日 髙本 真生 新三回生 (当時二回生) 法学部 経験者
おはようございます。こんにちは。こんばんは。 初のブログを書かせていただきます関西大学体育会弓道部二回生の髙本です。 今回は先日行われた部内戦こと悠久杯について書いていきたいと思います!! その前に、、遡ること一ヶ月前、リーグ期間について少し書かせてください。今期男子は優勝決定戦で敗れ三位という悔しい結果に終わりました。このシーズン楽しいこともあった反面苦しい場面もとても多かったです。それでも弓道面でも人としても成長できたと思います。特に主将の井上さんをはじめ四回生の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。 さて、悠久杯ですが今回はAからUまでの計21チームの中から優勝を決めるという規模の大きなものになりました。21チームを四つのブロックに分け、各ブロックで勝ち上がったチームがトーナメントというなんとも胸熱な展開です。 僕はブロック3に属していたのですが、なかなかの激戦区で、始まるまではかなり不安でした、、。しかし僕らのチーム実は優勝候補くらいメンバーが強くて試合の時は安心感しかなかったです。4人のチームなのに5人のチームにストレートで勝ったりして、同期の初心者から始めた激うまの大江くんのチームに競射の末負けたときはやばいと思いましたが、勝ち数が三つのチームで揃い三つ巴になり競射で勝ち、ブロック優勝したときは「これ総合優勝いけんじゃね?」とか密かに思ったりしてました。 そして迎えた決勝トーナメント。一試合目はブロック2のMチームとでした。ここで僕が大ゴケしてしまい、本座に戻りながらやってしまった、、と思っていると一回生の初心者の久保くんがあててくれてたのでなんとか勝つことができました。彼は間違いなく僕らのチームのMVPです。 そして迎えた決勝戦!!相手はブロック4のSチームとでした。このチームはブロック4で全勝で勝ち上がってきたこれもまた優勝候補で、同期の仲良い吉川くんとの大前対決で密かにテンションが上がりつつも、自分が崩れたら負けるなと思い気を引き締めて立に入りました。 どちらも一歩も譲らぬ接戦で最初の一手では大差無かったように思います。僕は一本目を抜いてしまいましたが、残り三本はなんとか的に詰め結果として優勝することができました!!! 悠久杯という100名ほどの部員全員が参加する試合で優勝を勝ち取ることができて本当に嬉しかったです!!!ここから僕の快進撃がはじまる、、、はず、、! 拙い文章でしたが、ここまで読んで頂きありがとうございました!今後も更に頑張っていきますので応援よろしくお願いします!!
~研鑽を詰んだ初試合~ 2022年03月19日 久保 祐果 新二回生 (当時一回生) 環境都市工学部 初心者
こんにちは。初めまして。 関西大学体育会弓道部一回生の久保です。 先日行われた練習試合について書かせていただきたいと思います。 拙い文章だと思いますが最後まで読んでいただけると幸いです。 それでは行ってみよー! 試合当日の付け矢の結果は決して自分の的中を出せているとは言えませんでした。この結果では試合に出させて貰えるのかと不安になりました。しかし今自分が出来ることを精一杯やろうと思い、付け矢立に入りました。その日は弓手をしっかり押すことを番に考えて、他の事はあまり考えないようにしました。試合開始時間が近づき、主将の奥野さんからメンバーが発表され、落前で自分の名前が呼ばれた時はこれから試合に出られるワクワクと不安でいっぱいでした。自分は入部当初から関大プレートに憧れがあり、プレートを渡されたときは本当に嬉しかったです。 試合は思っていたよりあっという間に終わりました。もっと引きたかったなという気持ちが大きく残りました。結果はチームとしては相手校に勝つことができ、自分も9中ができ十分すぎるぐらいでした。しかし1立目、3立目とも4本目を詰めることが出来ませんでした。 それは自分が皆中をしたいという欲を出してしまい自分の射を出来なかったからです。それを1立目でわかったはずなのに3立目でも自分に負けてしまいとても悔しかったです。結果としては自分には十分すぎるぐらいなので今は素直に喜ぼうと思います。この試合での経験は自分にとって非常に大きなものになりました。射技だけでは的中を出せないこと、自分が的中のことを考えすぎると自分の射が出来なくなること、座射のやり方などです(笑) これからもこの経験を決して忘れず、自分のできることを精一杯やろうと思います。 最後まで読んでくださってありがとうございました。
~皆中は突然に~ 2021年11月06日 宮本 紗衣 新四回生 (当時三回生) 文学部 初心者
こんにちは。 関西大学体育会弓道部三回生の宮本です。 9月24日のメンバー練習にて人生初の二十射皆中をすることができました!わーい 4月に二十射皆中のかかった留矢を抜いてから約半年…あんなチャンスもう二度とこないのではないかとずっと思っていました。それ以降も十二射詰めても四立目で抜いてしまう…ということを繰り返して、もう皆中はできひんかもしれへんなあと、心のどこかで思っていました。ですが皆中はある日突然やってきました。 今回皆中することができたのは、指導してくださる監督、コーチ、上回生のおかげです。いつもありがとうございます。最近は初立で悪い数字を出してしまうことがよくありましたが、その後「絶対詰める!」と思って詰める練習を重ねられたことが今回二十射詰められた一因なのかなと思っています。 久しぶりの先発だったので、「このチャンス絶対ものにするぞ!1本目からきちんといれる!」と思って入りました。他にも皆中したらかっこいいよなあとかちらっと考えたりはしましたが、ひとまず「的中はついでやから自分の射技面でやるべきことをやり切る」、それだけを考えていました。 そうするとなんと、12本詰まっちゃったんですね。びっくりです。 四立目、いつも皆中を意識して抜いてしまう場面で、こんな雑念があったら絶対抜くと思ったので、ずっと弦を見て「まっすぐ平行に」だけを考えて最後まで引き切りました。緊張はしましたが、なぜか落ち着いていました。 最終立のことはあまり覚えていないのですが、後ろで監督がいつもより少し大きめの声で「よし」と言ってくださったこととみんなの拍手がいつもより大きかったことが嬉しかったのは覚えています。そして最後はめちゃくちゃギリギリのタリだったので「は、入ったー?!」という安堵と嬉しさがありました。 二十射皆中をするときはギリギリの矢が入る運があった人がするというような話をよくききますが、まさにその通りです。かっつんした矢もあったので、本当に運が良かったなと思います。 また、良い時も悪い時もずっとずっと私の支えになってくれている大好きなOGの方に木札を書いてもらうと約束していて、差し入れ(大好物のルマンド♡)と一緒に送っていただきました!この約束を果たすことが出来て嬉しい限りです。 今回どんな時でも「ちゃんとやる」ことが大切だとひしと感じました。 上回生に勧められて「ハイキュー!!」というアニメを観たのですが、ハイキューに北信介という登場人物がいます。「いつも以上をやろうとするから緊張すんねん。」「喝采はいらん。ちゃんとやんねん。」という彼の言葉がすごく響いて、「どんな場面でもいつも以上をやろうとせず、毎日やってることを丁寧に続ければいいだけなんだ」と捉えました。関西選手権の時も私たちCチームは、「自分のやるべきことに集中する、そしてやり切る」を合言葉にやってきましたが、それが自分の中でさらにアップデートされた感じです。「いつも以上でも以下でもない、自分が意識してやってることをちゃんとやる」ということを毎日思いながら練習するようになり、それがうまくいったのだなと思っています。 ここまで読んでくださりありがとうございました! 女子はリーグ戦で全勝することができ、王座に駒を進めることができました! シーズンも残りわずかとなりますが、引き続き応援よろしくお願いします!
~冨田です。東西対抗戦についてです。~ 2021年12月04日 冨田 涼太 令和三年卒部生 (当時四回生) システム理工学部 初心者
こんにちは。 関西大学体育会弓道部男子副将の冨田です。 今回東西対抗戦に出場したので、ブログを書いて欲しいと可愛い後輩から頼まれたので書きます! 僕は、今年度のリーグ戦で男子十傑同率5位に入賞し、東西対抗選手選出競射を勝ち、なんとか東西に出場させていただく事ができました! 一回生の時、なんとなく楽しそうだなと思って弓道場に足を運び、弓の事なんて何もわからなかった自分がまさか東西に出れるなんて思いもしませんでした。 自分に一から指導してくださった先輩方、こんな自分を慕ってくれる後輩達、四年間一緒に頑張ってきた同期には、感謝の気持ちで一杯です。 今回、東西対抗戦に出場して、素直に楽しかったです! この四年間、公式戦や練習試合で戦ってきた選手と並んで弓を引き、今まで敵同士だった人達と協力して戦うことはとても不思議な感覚でしたし、ワクワクしました。 試合中もずっと楽しくて、久しぶりに弓道っていいな、楽しいなって思えました。 自分は4立ち目まで引き、最終立でリリーフにかけられました。 自分が公式戦でリリーフにかかったのは、四年間で二回目で、二回生の時の新人戦のブロック内決勝で12射3中して、今の女子主将と交代させられた時以来で、なんか懐かしい気持ちになりました笑 東西対抗戦の結果は前回大会に続き、2大会連続、西軍の優勝となりました。 四年間の最後を東西対抗戦という大舞台で引かせていただけた事は、とても有り難く思います。自分を支えて下さった方々ありがとうございます。